イギリス(英国)の魅力的な小さな海辺の町が、2024年のヨーロッパのベスト「隠れた名所」リストに入った。
旅行サイト『European Best Destination』は、ステイツをヨーロッパで18番目に優れた「隠れた宝石」に選んだ。
隠された宝石」とは、観光客の間ではあまり知られておらず、人気もないが、何か特別な、あるいはユニークなものを提供する場所のことである。
ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションは、2009年以来、何百万人もの旅行者、観光関係者、旅行メディアを対象に、ヨーロッパのベスト・ランキングを発表している。
ステイツはノース・ヨークシャーの海岸沿いにある魅力的な小さな漁師町で、ニューカッスルや リーズからわずか1時間半の距離にある。
ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションズ』によれば、ステイツは「地質学者や子供と化石探しをしたい人には最適」だという。
この海岸沿いの町は、イングランドの「食通の保養地」、つまり食通のパラダイスとしても有名だ。
タイム・アウト』誌は、ステイセスを「ゴージャス」で「絵に描いたようなおもちゃの町のようだ」と評している。
比較的知られていないため、宿泊施設は安価で、1泊30ポンドからの部屋や短期賃貸がある。
2024年、ヨーロッパ最高の “隠れた名所”
ステイツは、スペイン、クロアチア、デンマーク、ドイツ、ポルトガルの他のシークレット・デスティネーションの中で唯一の英国デスティネーションだった。
ヨーロッパで最高の秘境として1位に輝いたのは、スペインのビジャヨサだ。
アリカンテとベニドームの間にあるこの小さな町は、華やかなビーチ沿いに鮮やかなペイントが施された家々が並ぶ。
バルセロナとバレンシアの中間に位置する。
岩山の上に位置するアレス・デル・マエストレは、マエストラスゴの山々の壮大な景色を見渡せる飛び地である。
リストの3番目はプリモシュテンで、これもクロアチアの素晴らしい海岸沿いの村だ。 4番目はハンガリーのボコディットにある水上村だ。
5位はフィンランドのナーンタリ、6位はフェロー諸島のブールと続く。
デンマークのブラヴァンドは7位、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州のウルムも8位だった。
ポルトガルのアルガルヴェにあるアルジェズールは、ヨーロッパで第9位に、グルジアのダルトロは第10位にランクインしている。
2024年のベスト・ディスティネーションに選ばれたヨーロッパの他のシークレット・ディスティネーションは、スペインのカストロ・ウルディアレス、アイスランドのランドマンナラウガル、スロバキアのチクマニー、ポルトガルのアゾレス諸島のピコ島である。
そうなると、英国のステイツの前には3つの町しか残っていない。 フランスのオーヴェルニュ・ローヌ=アルプ地方にあるポン=アン=ロワイヤンとル・ピュイ=アン=ヴレイである。 もうひとつはドイツのヴッパータールだ。
欧州における今後の新しい旅行政策
ヨーロッパの隠れた宝石を訪れたい旅行者は、英国および欧州連合(EU)へ旅行する際の今後の方針を知っておく必要がある。
2024年末までに、英国を訪問する非ビザ国籍者は電子渡航認証(ETA)を取得しなければならない。
これには、EU市民や英国訪問にビザを必要としないその他の国籍の人も含まれる。
申請1件につき10ポンドで、2年以上の複数回の訪問、またはリンク先のパスポートの有効期限が切れるまで有効。
EUは、デジタル旅行許可証である欧州旅行情報認可システム(ETIAS)を開始する。
ETIASが開始される2025年半ばまでには、英国市民を含むすべてのビザ免除の旅行者は、シェンゲン圏に旅行する前にETIASを取得しなければならなくなる。
ETIASは7ユーロで3年間有効で、何度も訪問することができる。
英国およびシェンゲン協定加盟国への渡航には、電子渡航許可証の両方が必要です。
2024年、英国の他の2都市が最優秀都市に選出
旅行サイト「European Best Destination」が2月、2024年の欧州旅行先ベスト20を発表した。
ロンドンは総合ランキングで9位に入り、”ベスト・オフビート・シティ・ブレイク “に輝いた。
イングランドの首都は、さまざまな観光客の興味に応えるさまざまな体験を提供する多様なコミュニティが自慢だ。
一方、ニューキーは同サイトの「2024年のヨーロッパ・デスティネーション」第19位に選ばれている。
コーンウォールの北海岸にあるこの海辺の町は、”イングランドで最高の家族旅行先 “の称号も獲得した。
ニューキーはイングランドのサーフィンの中心地として知られ、ロマンチックな逃避行や平和な逃避行には理想的な目的地である。
また、ゴルフ、サイクリング、ゴーカートなどもあり、家族全員が楽しめるようになっている。